初めての「初釜」   1月13日   陰暦/師走十八日

四規七則           千利休

四規/和  敬  清  寂

七則/茶は服のよきように点て、
    
炭は湯のわくように置き、
    
夏は涼しく冬暖かに、
    
花は野の花のように生け、
    
刻限は早めに、
    
降らずとも雨の用意、
    
相客に心せよ


初釜


「茶の湯とはただ湯をわかし茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」

九州国立博物館で展示解説をしているボランティアの仲間たちと、お茶会「初釜」を楽しみました。

私の茶道のたしなみ…?遠い昔の少女のころ、祖母に手ほどきをして貰ったらしいのですが、袱紗の扱いが折り紙のようで面白かったことと、お菓子をいただけるのが嬉しかったことしか記憶にありません。

亭主のHさんの指導で先ずは席入り、蹲で手と口を清めて「にじり口」から入ります。何もかも初体験の私は、お正客のSさんの仕草、ふるまいにひたすら注目。お道具拝見、主菓子と濃茶、干菓子と薄茶、懐紙の使い方などなど、緊張しながらたくさんのお作法を教えていただきました。

太宰府のあるお寺の茶室、雪見障子の外は時折小雪が舞うなか、静かな室内では釜の湯が沸く音が暖かく心地よく感じられます。これが「松風の音」なのですね。

お茶の美味しかったこと!そして初春にふさわしい床の間の掛け軸と花、「初音」の茶碗、「千代の友」の銘がある茶杓など、亭主の心尽くしが隅々まで感じられ、とてもぜいたくなひと時を過ごしました。

度々の不作法をやさしく許してくださった皆様、ごめんなさい。楽しかったです。ありがとうございました。                                        古森 朋子

松風の声きき 千代の友となれ 紫野辺の 竹の一枝   

京都紫野「大徳寺」の塔頭のひとつ「黄梅院」の和尚様が茶杓によせた歌だそうです。




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